東野圭吾の大ヒット作品『容疑者Xの献身』を解説!

ミステリー映画の代表作『容疑者Xの献身』を紹介します。10年以上前に公開されたものですが、いつ見てもおもしろい、完成度の高い映画です。

筆者の私も、推理小説の類は好きですが、この作品には大いなる感銘を受けました。

いったいどういった映画で、何がそんなに魅力的なのでしょうか。

(トップ画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=MT3BDGXyAIM)

『容疑者Xの献身』概要

  • 公開:2008年10月4日
  • 原作:東野圭吾の小説『容疑者Xの献身』(2005年発行)
  • 監督:西谷弘
  • 脚本:福田靖
  • キャスト:福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子など
  • 主題歌:KOH+『最愛』
  • 上映時間:128分
  • 興行収入:49.2億円
  • 配給:東宝

東野圭吾の小説を原作としたテレビドラマ『ガリレオ』シリーズの劇場版として製作されました。

ドラマの出演者・スタッフと基本的に同じ人が関わっているようです。

『容疑者Xの献身』あらすじ

別れた元夫を思わず殺してしまった女性、花岡靖子とその娘を、天才数学者、石神哲哉が知恵をしぼって警察から守り抜くと言う、いわゆる完全犯罪を作り上げるというストーリーです。

それの事件を解決していくのが、天才物理学者の湯川学(=ガリレオ)。

事件を複雑にしていく石神と、それを紐解く湯川との壮絶な頭脳戦が繰り広げられます。

なお、映画は基本的に原作に沿ったものとなっております。原作のあらすじを以下に掲載します。

花岡靖子は娘・美里とアパートに二人で暮らしていた。そのアパートへ靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す。

そして3月11日、旧江戸川で死体が発見される。警察は遺体を富樫と断定し、花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと1歩といったところでことごとくズレが生ずることに気づく。困り果てた草薙刑事は、友人の天才物理学者、湯川に相談を持ちかける。

すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった。湯川は当初傍観を通していたが、やがて石神が犯行に絡んでいることを知り、独自に解明に乗り出していく。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85X%E3%81%AE%E7%8C%AE%E8%BA%ABより引用)

『容疑者Xの献身』メインキャスト

湯川学:福山雅治

1969年2月6日生まれ。言わずと知れた人気イケメン俳優ですが、俳優以外にも、シンガーソングライター、作詞家、作曲家、写真家、タレント、音楽プロデューサーと多種多様な顔を持つという・・・。

彼が本作で演じる湯川学も天才ですが、福山さん自身も相当な天才ですね。ちなみに彼にとっては初めての映画主演だったそうです。

内海薫:柴咲コウ

1981年8月5日生まれ。こちらも、女優としてだけでなく、歌手さらに実業家としても活躍しているようです。

映画ではドラマと同じく、湯川に協力を求める新人刑事を演じています。ただしドラマと異なり、出番はそんなに多くありません。

石神哲哉:堤真一

1964年7月7日生まれ。堤さんは本作において第32回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しています。

花岡靖子:松雪泰子

1972年11月28日生まれ。本作以外の映画出演は、『子ぎつねヘレン』、『フラガール』などがあります。

『容疑者Xの献身』見どころ①

ここからは私が思う見どころを2つ紹介します。まず一つ目は、なんといっても謎解き。

本格推理小説をもとにしたミステリー映画であるため、謎解きがメインとなるのは当然なのですが、石神という男がしかけるトリックは、非常に複雑であり、そう簡単に見破れるものではありません。

湯川が真相にたどり着くまで、観客も一緒に事件の謎を追っていく形になります。事件の真相がわかった時、あなたもきっと驚きと感動を隠せないことでしょう。

ここではネタバレは一切しませんので、ぜひ自分の目で確認してみてください。

『容疑者Xの献身』見どころ②

見どころ二つ目は、俳優たちによる迫真の演技です。特に堤さんの演技は素晴らしい。

本作のオリジナルキャラクター、石神は陰気な高校数学教師あまり感情を表に出さず、アパートの隣人である松岡泰子を助けるために彼女に淡々と指示を出します。

しかし、最後にはトリックを見破られ、悲しみの感情を爆発させるのです。それを堤さんは見事に演じ切っています。

松雪さん演じる花岡靖子も、終始悲壮感漂う感じで、殺人を犯してしまったことによる気の重さを感じさせるものとなっています。

『容疑者Xの献身』映画サイトでの評価・感想

  • Yahoo!映画:4.20(レビュー2305件)
  • 映画.Com:3.8(レビュー91件)
  • Movie Walker:4.4(レビュー120件)
こんな感じで、評価は抜群です。Yahoo!映画のレビューでは、星5つが48.2%という驚異の結果となっています。

(前略)天才数学者に相応しく「愛情=献身」と言うシンプル且つ美しい公式を証明するかの如く、鉄壁の隠蔽工作をする石神。

その隠蔽工作を、天才物理学者に相応しく、現象を科学的に分析・証明する事を試みる湯川。

2人の天才かつ友人同士の頭脳戦、この物語の醍醐味の1つが、静かに、無駄なものを排除して印象的に描かれていて大変楽しめました。(後略)

(https://movies.yahoo.co.jp/movie/330418/review/157/?c=1&sort=mrfより引用)

一方で、数少ない低評価コメントは次の通り。どんな映画にも、低評価はつきものです。

この映画が高評価な理由がわかりません。
どんな理由があったにせよ、殺人は許される行為ではありません。
不愉快極まりないです。

(https://movies.yahoo.co.jp/movie/330418/review/2577/?c=1&sort=hrrより引用)

殺人そのものを否定してちゃ、こういう系の映画は全く見られないですね・・・(笑)ドラマの中だからおもしろいのに。

そのほか、原作は知ってたけど物足りなかった、というような感想も見受けられました。まあごくごく一部の意見であり、大半の人はおもしろいと言っております。

『容疑者Xの献身』SNS上での感想

「見どころ②」にも書いたとおり、堤さんの演技はやはりかなり評価されているようです。俳優として誇らしいことですね。

やはり原作も映画もどちらも評価されています。筆者の私も、初めに小説を読んでその後映画、という流れでしたが、よくある映画でがっかりさせるということは決してないと思います。

公開から10年以上が経った今でも、こうして話題にされているということは、それだけ素晴らしい映画だということが分かるでしょう。

東野圭吾について

原作者の東野圭吾さんは、生まれは大阪で、大阪府立大学工学部を卒業しました。自動車部品メーカー(現・デンソー)に就職したそうですが、5年で退職し、作家を専業とし始めたようです。

東野さんはこの作品以外にも多くのミステリー小説を執筆しています。本格ミステリーだけでなく、『天空の蜂』(1995年)のようなサスペンスも書いています。

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出典:https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E7%A9%BA%E3%81%AE%E8%9C%82-DVD-%E6%B1%9F%E5%8F%A3%E6%B4%8B%E4%BB%8B/dp/B017QXDVTK

そして、多くの作品が次々と映画化されています。こんなにも映画に人気の小説家が他にいるでしょうか。

『天空の蜂』については、私も小説を読み、映画も観ましたが、完成度で言えば映画の方は少し残念と言う印象でした。題名はかっこいいんですけどね。

『ガリレオ』シリーズ続編映画

テレビドラマ化された探偵ガリレオのシリーズですが、この『容疑者Xの献身』の後にも、映画化された作品があります。

それが、2013年公開の『真夏の方程式』です。原作(同題)は2011年に発行されています。

「真夏の方程式 amazon」の画像検索結果

出典:https://www.amazon.co.jp/%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E3%81%AE%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F-DVD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E7%A6%8F%E5%B1%B1%E9%9B%85%E6%B2%BB/dp/B00FF47TNM

ドラマシリーズ同様、湯川の補佐役だった内海に代わり、原作には登場しない岸谷美砂演 :吉高由里子)という警部補が登場します。

あと詳しくは分かりませんが、小学5年生の男の子(演:山﨑光)が重要な役として登場するようです。子供嫌いの湯川が子供と接するということで話題になっていましたね。

まとめ

東野圭吾の小説は良質なものばかりです。この『容疑者Xの献身』は、その原作の魅力を最大限に活かし、かつ映画ならではの見せ方も成功したことで、大ヒットとなった作品です。

恋愛感情がここまで人を動かすのか。決して良いことではないとはいえ、石神の献身っぷりには、観客側の心も動かされてしまいます。

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ABOUTこの記事をかいた人

威吹電男(いぶきでんお)

1995年生まれの現役大学院生。畜産学専攻、ニワトリについて研究中。2019年5月~大学生活に関連したブログ執筆。文章とか絵をかくのが好き。2020年4月~食品業界勤務予定。