ウィレム・デフォーは個性的な悪役が得意な性格俳優!【経歴まとめ】

突然ですが、あなたは『性格俳優』という言葉を知っていますか?

個性的なキャラクターを演じることを得意とする俳優のことですが、今回は『性格俳優』として長年映画に出演しているベテラン俳優、ウィレム・デフォーの経歴を紹介します!

(トップ画像出典:http://wall.kabegami.com/editorial/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC?page=19)

ウィレム・デフォーの基本情報

  • 本名:William J. Dafoe
  • 生年月日:1955年7月22日(2019年9月現在64歳)
  • 出身地:アメリカ合衆国ウィスコンシン州アップルトン
  • 職業:俳優
  • 活動期間:1979年〜
  • デビュー作:『天国の門(1981)

ウィレム・デフォーは外科医の父と看護婦の母を持つ俳優で、8人兄弟の7番目として生まれました。幼少時は本名のウィリアムをもじって「ウィレム」と呼ばれていたそうです。

ニューヨークやダウンタウンを拠点に1975年から活動する劇団『ウースター・グループ』の創設メンバーでもあります。

アメリカの名門校ウィスコンシン大学でドラマに関する研究をしていましたが、演技の新しい形を追求する前衛劇団『シアターX』への加入に伴い途中退学します。

映画『天国の門』で俳優デビューするも編集によりカット!?

ウィレム・デフォーの俳優デビュー作品は1980年公開の『天国の門』…になる予定だったのですが、編集で登場シーンが全カットされてしまいました。

カットされてしまった理由について、のちにシネマトゥディの取材でウィレムはこのように答えています。

「照明の準備にすごく時間がかかった日があった。仕方なく僕ら俳優たちは座って待っていたんだ。そんなとき、僕の横にいた女性がジョークを言って、それに大声で笑ってしまったんだ。その途端、周りが一気に静かになって、緊張感が走ったんだ。そしてマイケル・チミノ監督に『出て行け!』と怒鳴られてね……。そのままクビになって、さらに出演したシーンはカットされたのさ。今ではいい教訓になったと思っているけど、映画業界は何て恐ろしい場所なんだとビビッたね!」

(引用:https://www.cinematoday.jp/news/N0021834)

現在ベテラン演技派俳優として活躍しているウィレム・デフォーも、当時は25歳。この失敗を経験して、気を引き締めて仕事に取り掛かるようになったのでしょうね。

まさかのデビュー作お預けから2年後の1982年に映画『ラブレス』でオートバイ・ギャングのリーダー役を演じ、無事俳優としての最初の一歩を踏み出します。

『L.A.大捜査線/狼たちの街』で注目を浴びる

1985年公開の映画『L.A.大捜査線/狼たちの街』でウィレム・デフォーは通貨偽造団のボス、エリック・マスターズを演じ、注目を浴びるようになります。

リチャード・チャンスというシークレット・サービスを生業とする男が、相棒だったジミー・ハートがエリックの手で殺害されてしまい、復讐すべくエリックの行方を追うというお話です。

この映画での悪役に徹したウィレム・デフォーの演技を、映画評論家のロジャー・エバートは自身が運営していたウェブサイトで賞賛しました。

(ロジャーのサイト:https://www.rogerebert.com/reviews/to-live-and-die-in-la-1985)

ウィレム・デフォーが高評価を得た作品『プラトーン』

『L.A.大捜査線/狼たちの街』に出演した翌年、映画『プラトーン』では初めてアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされました。

ベトナム戦争を経験した男、オリバー・ストーンの体験に基づいてリアルな戦争描写にこだわった映画です。

ウィレム・デフォーは戦場という過酷な環境でも人間らしさを残していたゴードン・エリアス3等軍曹を演じました。

また、2000年の『シャドウ・オブ・ヴァンパイヤ』でもアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされています。

性格俳優として映画界に欠かせない存在に

80年代後半から、ウィレム・デフォーは『性格俳優(癖が強いキャラを演じることを得意とする俳優)』として一定の人気を獲得。

その人相から怪しい表情の悪役を演じる機会が多く、例えば『スピード2』のガイガーや『スパイダーマン』のグリーン・ゴブリンなど「ウィレム・デフォー=悪役」イメージが広がっています。

しかし、悪役だけでなく1988年公開の映画『最後の誘惑』では聖人のイエス・キリストを演じています。

『フロリダ・プロジェクト』で合計5つの賞にノミネート・受賞

2019年で芸能生活40周年を迎えるウィレム・デフォーが、その長いキャリアで最も多くの賞にノミネートされた作品が2017年公開の『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』です。

彼はディズニーリゾートの近くにあるモーテル『マジック・キャッスル』の管理人、ボビー・ヒックスとして出演。この映画でウィレム・デフォーは以下の賞にノミネートされ、内3つの賞を受賞しました。

  • アカデミー賞助演男優賞 ノミネート
  • ゴールデングローブ賞助演男優賞 ノミネート
  • 全米映画批評家協会助演男優賞 受賞
  • ニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞 受賞
  • ロサンゼルス映画批評家協会賞助演男優賞 受賞

ボビー・ヒックスは、モーテルに住むいたずら好きな子供達に手を焼く苦労人として登場します。この役に関してウィレム・デフォー自身が語るインタビュー映像があるのでご覧ください。

ウィレム・デフォーの映画以外のお仕事

ここではウィレム・デフォーの映画出演以外のお仕事を紹介します。彼は1990年にイタリアの高級ブランド『プラダ』のCMに出演していました。

テレビゲームで何本か声優に挑戦したこともあり、2002年発売のテレビゲームの『スパイダーマン』で映画と同じくグリーン・ゴブリンを担当しました。

2004年にはジェームズ・ボンドが大活躍する007のテレビゲーム、『007 エブリシング・オア・ナッシング』で悪役のニコライ・ディアボロ役を演じています。

PS3で発売された『BEYOND: Two Souls(2013年)』では主人公ジョディの育ての親ネイサン・ドーキンスを演じ、声だけでなく本人の演技までモーション・キャプチャーされています。

ウィレム・デフォーの出演作品一覧

ウィレム・デフォーが出演している作品を一覧で紹介します。どんな映画に出演していたのかが丸わかりですね! ※メイン級の作品に厳選しています。

映画
  • 1980年 天国の門 デビュー作品 出番全カット
  • 1982年 ラブレス
  • 1984年 ストリート・オブ・ファイヤー
  • 1985年 L.A.大捜査線/狼たちの街
  • 1986年 プラトーン
  • 1988年 サイゴン 初主演作品
  • 1988年 最後の誘惑 主演
  • 1988年 ミシシッピー・バーニング
  • 1989年 生きるために 主演
  • 1990年 ワイルド・アット・ハート
  • 1991年 イントルーダー 怒りの翼
  • 1992年 ホワイトサンズ 主演
  • 1993年 BODY/ボディ
  • 1993年 時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!
  • 1994年 今そこにある危機
  • 1996年 イングリッシュ・ペイシェント
  • 1997年 スピード2
  • 1997年 白い刻印
  • 1998年 ルル・オン・ザ・ブリッジ
  • 1999年 処刑人
  • 2000年 アメリカン・サイコ
  • 2000年 シャドウ・オブ・バンパイア
  • 2001年 ぼくの神さま
  • 2002年 スパイダーマン
  • 2002年 ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター
  • 2003年 ファインディング・ニモ アニメ映画
  • 2003年 レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
  • 2004年 二重誘拐
  • 2004年 コントロール
  • 2005年 マンダレイ
  • 2005年 トリプルX ネクスト・レベル
  • 2007年 Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
  • 2008年 エレニの帰郷 主演
  • 2009年 アンチクライスト 主演
  • 2009年 デイブレイカー
  • 2009年 狂気の行方
  • 2011年 ハンター 主演
  • 2012年 ジョン・カーター
  • 2013年 オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
  • 2014年 誰よりも狙われた男
  • 2014年 ニンフォマニアック 第二部
  • 2016年 ドッグ・イート・ドッグ
  • 2016年 ファミリー・マン ある父の決断
  • 2016年 グレートウォール
  • 2017年 フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
  • 2017年 セブン・シスターズ
  • 2017年 Death Note/デスノート
  • 2017年 オリエント急行殺人事件
  • 2018年 永遠の門 ゴッホの見た未来 主演
  • 2018年 アクアマン
  • 2019年 The Lighthouse 主演
  • 2019年 Tommaso 主演
  • 2020年 Togo
  • 2020年 The Last Thing He Wanted 主演
  • 2020年 The French Dispatch

メイン級の活躍をしている映画に絞ったのですが、さすがに芸歴40年で悪役や脇役として出演することが多いからか、かなりの出演本数になってしまいましたね。

2018年からは主演を演じる機会も増えているようです。2020年も既に3本の映画に出演が決まっており、年齢が60代後半に突入してもまだまだ活躍しそうですね!

ウィレム・デフォーの交際関係は?

個性派俳優として欠かせない存在となっているウィレム・デフォーですが、交際関係はどうなっているのでしょうか?

彼は若い頃、演劇監督のエリザベス・レコンテと公私ともに親睦を深めていき、1982年に男の子を授かりましたが、2004年に破局してしまいます。

エリザベスと別れた翌年、女優のジアダ・コラグランデと結婚しました。2011年に2人が暮らすイタリア・ローマのアパートが空き巣被害にあい、数千ドル盗まれたというエピソードも。

(参考:https://www.cinemacafe.net/article/2011/05/25/10627.html)

ウィレム・デフォーについてのまとめ

独特の顔つきで、見る人に一発で強烈なインパクトを与える『性格俳優』ウィレム・デフォー。

若手の頃は仕事中に笑いすぎて干されてしまうなんてこともありましたが、着実に実績を積んで現在では映画界になくてはならない名俳優の1人になりました。これからもいろんな映画に出演して欲しいですね。

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでウィレム・デフォーへの興味が高まり、出演作品を見て貰えたら嬉しいです。

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ごはん

ごはんと申します。桃屋・ドラゴンボールとは一切関係ございません。 理想の生き方実現に向け、生活環境改造計画進行中。忠犬のごとく「待つ」ことが得意です。webライターとしては主に旅行・映画関係の記事を執筆しております。何事もやり過ぎてしまう傾向があり、ブレーキの踏み加減を日々確かめています。座右の銘は“求めよさらば与えられん”。