SFアクション映画『スノーピアサー』の魅力をネタバレなしで解説!

2013年に韓国で公開された映画『スノーピアサー』は列車という限定的な空間で繰り広げられる過激なアクションが魅力のSFスリラー映画です。

今回は『スノーピアサー』を観たことがない方の為にこの映画のあらすじや登場人物、魅力を解説していきます!

(トップ画像出典:http://www.bitters.co.jp/snowpiercer/index01.html)

スノーピアサーの概要

映画の概要
  • 公開日:韓国…2013年8月1日/日本…2014年2月7日
  • 主演:クリス・エヴェンス
  • 監督:ポン・ジュノ
  • 脚本:ポン・ジュノ/ケリー・マスターソン
  • 製作:パク・チャクヌ/イ・テホン/スティーヴン・ナム/チョン・テソン
  • 配給:韓国…CJエンターテインメント/アメリカ…ワインスタイン・カンパニー/日本…ビターズ・エンド、角川映画
  • 原作:フランスのグラフィックノベル『Le Transperceneige』
  • 上映時間:125分

『スノーピアサー』は韓国とアメリカとフランスで共同製作されたSFアクション・スリラー映画です。

原作は2人の作家が共同製作したグラフィックノベル

『スノーピアサー』はフランスのグラフィックノベル『Le Transperceneige』を原作にしています。

2人組のフランス人作家、バンジャマン・ルグラン(シナリオ)とジャン=マルク・ロシェット(イラスト)によって執筆されました。ちなみにグラフィックノベルとは日本でいう漫画の単行本です。

監督のポン・ジュノがソウルの本屋でたまたま見かけて、その世界観に引き込まれて製作のパク・チャヌクにも紹介。ポンと同じく作品を気に入ったパクは所属していた映画製作会社で映画化することにしました。

スノーピアサーのあらすじ

映画のあらすじ

2031年。世界は地球温暖化を食い止めるべく散布された化学薬品CW-7によってすべての陸地が雪と氷に覆われ、極寒に耐えられない生物は死に絶えてしまった。生き残ったわずかな人類は永久機関によって動き続ける列車「スノーピアサー」の内部にて暮らしていたが、そこでは前方車両に住む富裕層がすべてを支配し、最後尾に住む貧困層は奴隷同然の扱いを受けていた。そんな中、貧困階級のカーティスは自分たちを苦しめる理不尽な支配に立ち向かうべく、仲間と共に反乱を企てる。

(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%94%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%BC)

スノーピアサーの登場人物

 カーティス (演:クリス・エヴァンス)

物語の主人公。列車の最後列にある貧困層で暮らしていました。度重なる裕福層による差別と暴行に我慢の限界を迎え、先頭列車にいる開発者のウィルフォードに反乱しようと列車内を突き進みます。

勇気ある若者、カーティスを演じたクリス・エヴァンスは『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役が有名です。

 ナムグン・ミンス (演:ソン・ガンホ)

列車のセキュリティ設計者で、列車間の扉は電子制御されているので彼の操作がないとこじ開けられません。クロノールという可燃性麻薬の中毒になっており、何度もカーティスにクロノールをねだります。

ソン・ガンホは国際的にも演技力を評価されている韓国の俳優で、『乾き(2009年)』や『パラサイト 半地下の家族(2019年)』などが主な代表作です。

 ヨナ (演:コ・アソン)

ミンスの娘で、列車の中で生まれて外の世界を知りません。透視のような能力を持っており、扉の向こうの安全を開ける前に確かめることができます。また、父と同じくクロノール中毒です。

韓国の女優、コ・アソンは『優しい嘘(2014年)』や『ビューティー・インサイド(2015年)』など地元韓国の映画に多数出演しています。

ウィルフォード (演:エド・ハリス)

永久活動列車『スノーピアサー』を製作して人々を階級分けした張本人。先頭車両から各車両を監視し、生態系のバランスが崩壊しないように列車内の秩序を管理しています。

エド・ハリスは『ビューティフル・マインド(2001年)』や『ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年)』などに出演していた芸歴40年を超えるベテラン俳優です。

『階級分けされた列車』という独特の世界観

この映画の魅力のひとつは『列車の車両毎に階級分けされている』という独特の世界観です。

最後尾にある貧困層の車両から先頭に向かえば向かうほど装飾が豪華になり、そこにいる人たちの服装もオシャレになっていきます。

また、人々が暮らす車両の他にも菜園や水槽、エンジンルームなど様々なエリアが存在し『列車内だけで一生暮らせる仕組み』に説得力があります。

カーティスが新しい車両に移るたびに全く新しい景色になるのは、まるでアクションゲームで新しいステージにどんどん進んで行くような感じがして楽しいですね。

何度も巻き起こる濃厚アクションに息を飲む!

アクションゲームの様というのは戦闘シーンも同様で、貧困層の住人を支配していた兵隊たちは最初彼らを舐めてかかりろくな武器も持っていません。

しかし彼らの進撃が進むにつれて兵隊たちも武装を強化し、また貧困層の住人も兵隊たちの武器を奪い取るので戦闘がどんどん過激に、苛烈に。

一歩間違えば即死に繋がる戦闘を何度も潜り抜けて突き進むところはスリル満点ですし、敵も味方も関係なくバタバタとやられていくので緊張感があります。

張り巡らされたいくつもの伏線に注目

『スノーピアサー』を視聴する時は上記の様に世界観やアクションシーンだけでなく、丁寧な伏線回収にも注目して欲しいです。

何気ない会話や行動が後のシーンで大きな意味を持ち、視聴者は「あれはそういうことだったのか!」とハッとさせられる場面がたくさんあります。

物語の根幹に関わらないレベルの伏線を一例挙げますと、カーティスには尊敬している老人ギリアム(演:ジョン・ハート)がいて、彼は足や腕を欠損しています。一方のカーティスは五体満足です。

そんな自分を「情けない」と嘆くカーティス。実はギリアムの腕がないのは昔貧困層の飢餓を救う為、腕や足を食料として与えたからでした。カーティスには自分の体を差し出す勇気がなかったのです。

カーティスがギリアムを尊敬する理由と何故、自分を「情けない」と自虐するのかという伏線が回収されており、視聴者は心のモヤモヤを晴らしながら映画を楽しめます。

また【腕を犠牲にして人を救う】ということ自体も大きな伏線となるので、視聴する際は注目してみてください。何が起こるのかは観てからのお楽しみです。

スノーピアサーの評価・感想

『スノーピアサー』の評価は映画.comでは3.2、Filmarksでは3.3、Yahoo!映画では2.80と、それほど高くはないようです。

実際に映画を見た人の感想もいくつか紹介しますので、参考にどうぞ。

設定が凝ってるし、クオリティもある。
でもそこまで評価できないのは全編にどこか漂う「気持ちの悪さ」のせい。それは、バイオレンスシーンによるものではなく、そもそもの人物の描き方。

人類の醜悪な面をこれでもかと、あの列車内を縮図に見立てて表現している。行き過ぎた表現を選ぶことでインパクトを残すことには成功している。記憶にさえ残らない無味無臭よりは良い。上記のような不快な表現に対する反発はそもそも折り込み済みだろうし。

(引用:https://eiga.com/movie/78218/review/)

世界は凍結し、人類はほぼ全滅。生き残った人々の乗る列車の最後尾はまるでスラムのよう。前方の車両で暮らす富裕層により管理される列車の中で物語は進行していきます。

とにかくグロテスクな映画。列車=世界の縮図という設定は独自性があっておもしろかったです。さりげなくエド・ハリスが出てきて驚く。笑 そして、黒光りする食べ物の正体は…?

設定で明らかにされていないところが多いし、かなり甘めの設定なので納得いかない部分もあるっちゃあるのですが、おもしろい要素もしっかりある映画です。

(引用:https://filmarks.com/movies/54350?page=4)

これは、おもしろすぎる。人類は列車内だけ。末端車両の貧困層の革命の顛末。
容赦ない展開で、ワクワクして見てました。
こんなSF映画が見たかったっすよー。
映像もけっこうすごい。橋のシーンはおぉーだし、一瞬の美しい映像も。
終始漂う絶望的な戦いに哀愁を感じて、おもしろかった。
主人公のつらさは半端ないな。

(引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/345712/review/2/?c=14&sort=mrf)

殺人などのショッキングなシーンや、人間の醜いところを濃縮した様な映像が終始するので観ていて不快に思われたり、少々粗い設定が評価を下げた様です。

個人的にはSFアクション映画なので、映像の迫力や綺麗さだけでも十分に楽しめる作品だと思います。

スノーピアサーをインターネットで視聴する方法

『スノーピアサー』は2019年9月現在、以下の配信サイトで視聴することができます。

  • NETFLIX
  • Amazon Prime Video
  • TSUTAYA TV
  • VideoMarket
  • GYAO!ストア
  • U-NEXT

サイトによって作品ラインナップや受けられるサービスが異なりますので、自分の希望に沿った配信サイトを利用してください。

スノーピアサー紹介のまとめ

地球の仕組みを列車の中に再現した独特の世界観が魅力の『スノーピアサー』。

人類の醜さを濃縮したストーリーは現実の経済格差の問題が頭にチラつき、アクション映画でありながら考えさせられる名作です。

貧困者たちが巻き起こした悲しい戦いの結末を、ぜひ視聴して目の当たりにしてください。

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事で「『スノーピアサー』を観てみたい」と思っていただけたなら嬉しいです。

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ごはん

ごはんと申します。桃屋・ドラゴンボールとは一切関係ございません。 理想の生き方実現に向け、生活環境改造計画進行中。忠犬のごとく「待つ」ことが得意です。webライターとしては主に旅行・映画関係の記事を執筆しております。何事もやり過ぎてしまう傾向があり、ブレーキの踏み加減を日々確かめています。座右の銘は“求めよさらば与えられん”。