薬物中毒で亡くなった、フィリップ・シーモア・ホフマンの生涯を紹介

2014年2月2日、46歳という若さでこの世を去った俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン。

今回はフィリップ・シーモア・ホフマンの生涯について知っていただき、彼の出演作品にもっと興味を持っていただければと思います。

この記事を読んで、あなたの心にフィリップ・シーモア・ホフマンを少しでも留めてくれると嬉しいです。

(トップ画像出典:https://wallpapercave.com/philip-seymour-hoffman-wallpapers)

フィリップ・シーモア・ホフマンの基本情報

  • 本名:Philip Hoffman
  • 生年月日:1967年7月23日
  • 没年月日:2014年2月2日(享年46歳)
  • 出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスター
  • 死没地:アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタン
  • 職業:俳優・演出家・映画監督
  • 活動期間:1991年〜2014年
  • デビュー作:『LAW & ORDER(1991)

フィリップ・シーモア・ホフマンはアメリカ合衆国ニューヨーク州出身の俳優でした。

本記事では先にフィリップの内面や役者としての評価に触れていき、後半から経歴を紹介していきます。

プライベートはあまり明かさない主義

フィリップ・シーモア・ホフマンは生前、インタビューなどで私生活について滅多に話しませんでした。

その理由は自分の家族の事を考えていたからです。2012年にイギリスのオンライン新聞『INDEPENDENT』でフィリップについて組まれた特集記事にこのような記載があります。

“I’d rather not because my family doesn’t have any choice. If I talk about them in the press, I’m giving them no choice. So I choose not to.”

(引用:https://www.independent.co.uk/news/people/profiles/philip-seymour-hoffman-youre-not-going-to-watch-the-master-and-find-a-lot-out-about-scientology-8227235.html)

簡単に和訳すると「私の家族には(私生活を明かすかどうかの)選択肢がないので、私はマスコミに(私生活を)話さない事を選びます。」とコメントしています。

マスコミから愛する家族を守るため、プライベートは秘密にしていたフィリップ。ご近所さんは、彼が自転車に乗ったり子供達が学校へ行く様子を見たことがあるそうです。

(参考:https://www.cnn.co.jp/showbiz/35043358.html)

フィリップ・シーモア・ホフマンと長年連れ添った女性

フィリップ・シーモア・ホフマンは1999年から衣装デザイナーのミミ・オドネルと交際していました。

フィリップとミミは1999年に披露された演劇『Jesus Hopped the ‘A’ Train』の現場スタッフとして知り合います。ちなみにフィリップは監督として関わっていました。

2人は結婚していませんでしたが2003年に男の子、2006年と2008年に女の子が誕生し5人家族で円満に暮らしていました。

フィリップが亡くなる数ヶ月前に2人は関係を解消しました。その訳はミミがフィリップの薬物依存症を克服させる為に、わざと彼を家族と引き離したのです。

(参考:https://movie.walkerplus.com/news/article/44437/)

フィリップ・シーモア・ホフマンの演技への評価

フィリップ・シーモア・ホフマンの演技力は、映画でも舞台でも高く評価されました。フィリップが活動していた時期の俳優の中でも、最高クラスだったとメディアで賞賛されています。

ジャーナリストのジェフ・サイモンは「ホフマンの世代では最も需要があったキャラクター俳優」と評しました。キャラクター俳優とは、作品内で個性的なキャラクターを演じるのが得意な人の事です。

(参考:https://web.archive.org/web/20140611071107/http://www.highbeam.com/doc/1P2-12941203.html)

映画・テレビ・舞台などで選ばれた全ての賞を合計すると108にもなり、その内の46個を受賞しました。

ここから先は、フィリップ・シーモア・ホフマンの人生を振り返っていきます。

フィリップ・シーモア・ホフマンが役者を目指したきっかけ

フィリップ・シーモア・ホフマンは、レスリングと野球が大好きな少年でした。12歳の時、劇作家アーサーミラーが製作した演劇『ALL MY SONS』を観て心を奪われ、人生が変わったそうです。

演劇が好きだった母親と何度も劇場へ足を運び、役者への憧れを募らせます。14歳の頃に首に怪我を負ったフィリップはスポーツ活動を諦め、演技の道へ進む事を決意しました。

母親の勧めで演技クラブに所属し、練習を重ねていきます。どんどん演技の世界にのめり込んでいったフィリップは、高校・大学でも演劇を専攻します。

大学卒業後は友人と共に設立したブルストイアンサンブル演劇団で演劇を開催しつつ、ニューヨークのオフ・ブロードウェイ劇場のサービススタッフとして働いて収入源としていました。

デビュー作品はテレビドラマの『LAW & ORDER』

1991年、フィリップ・シーモア・ホフマンは24歳のときに大人気ドラマシリーズ『LAW & ORDER』にゲスト出演して俳優デビューを飾ります。

『LAW & ORDER』は1990年から2010年の間に20シーズン、通算456話も放送された刑事・法廷ドラマです。

フィリップ・シーモア・ホフマンは第1シーズンの第14話『レイプの真相』でレイプ容疑で告発された男を演じました。

『LAW & ORDER』に出演した翌年、映画『Triple Bogey on a Par Five Hole』という作品に出演して映画デビューも果たしています。

代表作は2005年公開の映画『カポーティ』

俳優デビューしてから10年以上、フィリップ・シーモア・ホフマンは脇役を演じました。

役者としての実力は確かにあったのですが、華やかさに欠け、主役を任される機会が少なかったのです。そんなフィリップが演じた数少ない主演作品の一つが、代表作の『カポーティ』です。

2005年に公開された『カポーティ』は、小説家のトルーマン・カポーティが代表作の『冷血』という小説を完成させるまでを描いた伝記映画です。

フィリップは主人公のカポーティを演じ、アカデミー主演男優賞やゴールデングローブ賞主演男優賞などを受賞しました。

薬物依存症が再発…そして

2006年、フィリップ・シーモア・ホフマンはアメリカのニュース雑誌『60 Minutes』のインタビューで「大学時代に薬物とアルコールにハマり、苦しんでいた」と告白しました。

(参考:https://www.independent.co.uk/news/people/news/philip-seymour-hoffman-dead-it-was-anything-i-could-get-my-hands-on-actor-said-of-his-early-drug-use-9102699.html)

フィリップは22歳の頃、薬物リハビリ施設に通ったおかげでドラッグの呪縛から解放されたかに思えました。しかし、最後に薬物を使用してから23年が経過した2013年に中毒症状が再発してしまいます。

2013年の5月に10日間ほど薬物リハビリ施設に通ったのですが、改善することが出来ませんでした。そして2014年2月2日、マンハッタンにある自宅のアパートのトイレで遺体で発見されました。

死因は薬物の過剰摂取による中毒で、遺体の腕には注射針が刺さっていたそうです。撮影中の映画があった中での突然の死は、多くの人の心を混乱と哀しみで包みました。

フィリップ・シーモア・ホフマンの出演作品一覧

フィリップ・シーモア・ホフマンが出演していた作品を一覧で紹介します。彼の出演作品を調べたいときの参考にどうぞ。

映画
  • 1991年 Triple Bogey on a Par Five Hole 映画デビュー作
  • 1992年 セント・オブ・ウーマン/夢の香り
  • 1992年 マイ・ニュー・ガン/あぶない若妻
  • 1992年 Szuler (Cheat)
  • 1992年 Leap of Faith
  • 1993年 Joey Breaker
  • 1993年 My Boyfriend’s Back
  • 1993年 ビッグ・マネー・ブルース
  • 1994年 ゲッタウェイ
  • 1994年 男が女を愛する時
  • 1994年 ノーバディーズ・フール
  • 1995年 The Fifteen Minute Hamlet 短編映画
  • 1996年 ハードエイト カメオ出演
  • 1996年 ツイスター
  • 1997年 ブギーナイツ
  • 1998年 Culture 短編映画
  • 1998年 Montana
  • 1998年 ワンダーランド駅で
  • 1998年 ビッグ・リボウスキ
  • 1998年 ハピネス
  • 1998年 パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー
  • 1999年 フローレス
  • 1999年 マグノリア
  • 1999年 リプリー
  • 2000年 State and Main
  • 2000年 あの頃ペニー・レインと
  • 2001年 Last Party 2000 ナレーターとして
  • 2002年 Love Liza
  • 2002年 パンチドランク・ラブ
  • 2002年 レッド・ドラゴン
  • 2002年 25時
  • 2003年 Owning Mahowny
  • 2003年 コールド マウンテン
  • 2004年 ポリーmy love
  • 2005年 Strangers with Candy
  • 2005年 カポーティ 主演 製作総指揮兼務
  • 2006年 ミッション:インポッシブル3
  • 2007年 その土曜日、7時58分 主演
  • 2007年 マイ・ライフ、マイ・ファミリー 主演
  • 2007年 チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
  • 2008年 脳内ニューヨーク 主演
  • 2008年 ダウト〜あるカトリック学校で〜
  • 2009年 メアリー & マックス クレイアニメ
  • 2009年 パイレーツ・ロック
  • 2009年 ウソから始まる恋と仕事の成功術 カメオ出演
  • 2010年 ジャック、船に乗る 監督製作兼務
  • 2011年 マネーボール
  • 2011年 スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜
  • 2012年 25年目の弦楽四重奏 主演
  • 2012年 ザ・マスター
  • 2013年 ハンガー・ゲーム2
  • 2014年 ゴッド・タウン 神なきレクイエム(裁かれる街) 主演 製作兼務
  • 2014年 誰よりも狙われた男 主演
  • 2014年 ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス
  • 2015年 ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション
テレビ
  • 1991年 LAW & ORDER
  • 1994年 子鹿物語 テレビ映画
  • 1997年 Liberty!
  • 2005年 追憶の街 エンパイア・フォールズ
  • 2009年 Arthur
  • 2014年 HAPPYish

フィリップ・シーモア・ホフマンの生涯まとめ

薬物中毒による死という悲しすぎる結末を迎えた、フィリップ・シーモア・ホフマン。

役者として順調に活躍していると思われていた彼に一体何があったのか、どんな苦悩があったのかはもう知ることが出来ません。

しかしフィリップは作品の世界で生き続けており、素晴らしい演技を披露してくれています。

この記事を読んでフィリップ・シーモア・ホフマンへの関心が高まったら、ぜひ出演作品を鑑賞してみてください。

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ごはん

ごはんと申します。桃屋・ドラゴンボールとは一切関係ございません。 理想の生き方実現に向け、生活環境改造計画進行中。忠犬のごとく「待つ」ことが得意です。webライターとしては主に旅行・映画関係の記事を執筆しております。何事もやり過ぎてしまう傾向があり、ブレーキの踏み加減を日々確かめています。座右の銘は“求めよさらば与えられん”。